住宅購入予算を毎月の返済額から決めよう｜住宅ローンの目安
住宅購入予算を毎月の返済額から決めよう｜
住宅ローンの目安物件情報サイトをチェックすると、魅力的な家がたくさん。
どの家を購入するにしても、よほどのことがない限り住宅ローンの契約をします。
銀行からお金を借りると毎月の返済が発生しますが、どれくらいの返済額がちょうど良いのかイメージが掴みにくいですよね。
この記事では、毎月のローン返済の金額から住宅購入の予算決める方法についてご紹介します。
毎月の返済額はどれくらいが目安？
家を購入すると付いてくるローンの返済。返済は何年も続くため、生活を圧迫しすぎない金額にしたいですよね。
毎月の返済額がいくらぐらいであれば無理のない返済になるのか見ていきましょう。
年収負担率とは
年収に対してローンの返済額が占める割合を年収負担率と言います。この年収負担率が高すぎると、生活を圧迫してしまい返済がとても厳しくなるので注意が必要です。
住宅ローン契約する前に受ける銀行の審査では、年収負担率が30％〜35％程度なら借入が可能になります。
しかし、普段の生活が苦しくならない年収負担率で借り入れをするなら年収の20％前後を目安にしましょう。
毎月の家計を見てみよう
賃貸物件から、マンションや戸建て住宅をを購入するときに、今の家賃をベースに返済額を考えようとしていませんか。マンションを購入する場合は、ローン返済の他に管理費や修繕費の積立など毎月支払いが必要なものがあります。
マンションでも戸建て住宅でも毎年税金の支払いが発生。
そのため、今支払っている家賃額が生活する上でちょうど良いなら、毎月のローン返済額は、家賃よりも少なめがおすすめと言えます。
ローン返済以外にもお金の支払いが必要であることを知っておきましょう。
住宅ローンの借入総額の目安
年収負担率が20％になる借入金額がいくらになるのかシュミレーションしてみました。＜条件＞
金利：1.3％、返済期間：35年
年収 毎月の返済額 借入総額
400万円 約6.6万円 2,226万円
600万円 約10万円 3,372万円
800万円 約13.3万円 4,485万円
1000万円 約16.6万円 5,598万円
毎月の返済額はあくまでも目安です。
このシュミレーションではボーナスを利用した返済はしていません。
現在支払っている家賃と毎月の返済額の目安を比較してみましょう。
シュミレーションの金額より多めに返せそうなら、住宅購入の予算を多めにすることが可能です。
まとめ
住宅ローンを契約すると30年前後の長い期間に渡って、返済をしなくてはいけません。そのため、生活を圧迫しすぎない返済計画を立てる必要があります。
年収負担率から毎月の返済額を判断する
住宅ローンの返済以外にも支払うお金がある
借入可能額をシュミレーションして返済額の目安を知る
どれくらいの金額なら無理なく返済できるかを知って予算を決めてくださいね。
