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2025年07月01日 [最新情報]

築18年の中古戸建に土地測量は必要?売却前に知っておきたいポイント

築18年の中古戸建に土地測量は必要?売却前に知っておきたいポイント
中古戸建を売却しようと考えたとき、意外と悩むのが「土地測量をするべきかどうか」。
特に築年数が10年、20年と経っている場合、境界が曖昧になっていることもあります。

今回は、築18年の中古戸建を例に、「土地測量は必要なの?」「測量しないとどうなるの?」といった疑問にお答えします。

土地測量は法律で義務なの?
結論からいうと、土地測量は法律で絶対に義務とされているわけではありません。

つまり、測量をしなくても売買契約を締結すること自体は可能です。

しかし実務上、特に以下のようなケースではほとんど必須に近い扱いになります。

✅ 隣地との境界がはっきりしていない
✅ 現況面積と登記面積が異なる可能性がある
✅ 買主が住宅ローンを利用する予定がある
✅ トラブルを未然に防ぎたい

測量には種類がある
土地測量と一口にいっても、大きく分けて2種類あります。

測量の種類 内容
現況測量 現在の塀や杭を目安に測る簡易的な測量。隣地の立ち会いは行わない。費用は安いが、境界の証明力は弱い。
境界確定測量 隣地所有者立ち会いのもとで境界を確定し、確認書を交わす。境界杭も設置するため、証明性が高く安心。

将来的にトラブルを避けるためには境界確定測量が推奨されます。

測量をしない場合のリスク
測量を行わずに売却を進めると、以下のようなリスクがあります。

・実際の面積が登記簿面積より小さい場合、価格減額や契約解除を求められる
・隣地との境界をめぐってトラブルになる
・越境物(塀・屋根など)が発覚し、撤去や補償問題になる
・買主のローン審査が通らない

特に築18年ともなると、塀やブロックが建築当時から変わっているケースも多いため注意が必要です。

築18年でも測量はしておくべき?
築年数だけで測量の必要性が決まるわけではありません。

ですが、長年のうちに境界の認識がずれていたり、登記面積と現況面積に差が出ている場合もあります。

将来の安心、スムーズな売買のためには売却前に境界確定測量を済ませておくのがベストです。

まとめ
築18年の中古戸建であっても、土地測量は法律上の義務ではありません。

ただし、境界のトラブル防止や買主の融資対応、資産価値の明確化のために測量は非常に重要な手続きです。

売却を検討されている方は、事前に測量の実施を不動産会社や土地家屋調査士に相談してみましょう。

不安を残さず、安心できるお取引を進めていくことが大切です。


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